あーとらいふのススメ

これからの時代、IOTやAIなどデイ四次産業革命が一層進展します。一方、急激な変革の中でこれまで以上にメンタル面でヒトへの影響が懸念されます。 生活にアートを取り入れながらワクワクする快適な生活に向けてお役に立つブログにしたいと思います。

自己の「強み」と「弱み」

これまで、IoT、AI、医療、科学、エネルギーなど各分野で、目まぐるしい発展がなされてきました。そして今後はネット社会によって更に加速度的に変化するでしょう。
そのような中で、私達一人ひとりが限られた時間の中で何によって生き、そして終えるのか。
その回答の手助けとなるのが、まずは自分を知ること。「強み」を発揮することではないでしょうか。自己分析によって、読解力・分析力・企画力・社交性・適応性、あるいは、得意分野、技術、技能、特技さまざまな能力における自分の「強み」を再発見することです。
自分の「強み」を知って、それを強化していく方が、「弱み」を改善しようと努力するよりも、はるかに楽しく大きな成長も期待されます。
では、ここで言う「強み」とは何に基づいたものなのでしょうか。「強み」「弱み」は成長過程で変化していきますし、環境や時代によっても変化していきます。
例えば、人口増加時代は、大量生産・大量消費型の時代には正確さや速さが重視されました。一方、人口減少社会では、多品種少量生産・個性的消費型の時代では創造性や発想力の方が重視されることになるでしょう。昨今のような社会的にも国際的にも変化のめまぐるしい時代、地球温暖化の影響などでも、「強み」と「弱み」が逆転することもあるかもしれませんね。例えば、自己主張の弱い人は、多くの人の意見を受け入れるところからバランス感覚が育まれ、聞き上手になることで人望が備わってくるかもしれません。従って、自分の中にある「弱み」に向き合って理解を深めておくことは、自分の能力を開花させて「強み」に転じさせる大きなきっかけになることもあります。つまり、「強み」と「弱み」は表裏一体の関係にあると言っても過言ではないでしょう。
また、自分の「弱み」を知っている人は、相手の気持ちにも寄り添ってあげることができ、相手に対するやさしさや共感を持つ力が高くなるのではないでしょうか。要は自分の「弱み」を克服すべきものと思う必要はなく、自分の持っている多様性の一つとして寛大に受容しながら、向かい合う気持ちがあれば十分です。
マーケティングの手法として、SWOT分析を使って、内部の強み(Strength)、内部の弱み(Weakness)、外部の機会(Opportunity)、外部の脅威(Threat)の4つの要素に現状を分類して、分析を試みる手法です。「弱み」を新たなバネにした例は数多く、むしろ活かすべきものだと言えそうです。