あーとらいふのススメ

これからの時代、IOTやAIなどデイ四次産業革命が一層進展します。一方、急激な変革の中でこれまで以上にメンタル面でヒトへの影響が懸念されます。 生活にアートを取り入れながらワクワクする快適な生活に向けてお役に立つブログにしたいと思います。

仕事を楽しむには

先日、デイル・ドーテンの「仕事は楽しいかね」という面白い本を読みました。
ある若者が、たまたま空港で知り合った老人との会話で始まります。 

衝撃を受けたのは、以下の2つに✖を付けて、「試してみることに失敗はない」と書いて貼っておくといことでした。
・目標設定「目的地を知らねば、到達することができない。自分の人生をきちんと管理することで望みはかなう。
・生きる姿勢を変え、新しい自分を築く。成功者を範として自分の成功を生み出す。

というのも、これまで①目標を設定し、PDCAサイクルを回す。②成功者に学び自分を変えるということが成功への鉄則であり、私自身もそう実践してきました。
まぁ、私自身成功はしてませんが(笑)

その理由に以下のようなことが記載されていました。
・目標設定し計画を立てることで、自己管理ができているような気になる。
・人生の中で何をすべきかなんて、問いかけない。何故なら人生は思いどおりにいかないから。

確かに、一理あるかもしれませんが、やはり目標はすべきであると考えます。何故なら、私たちの人生は限られています。ましてや、目的地もなしに何処までも歩いていけるのもではありません。

ただひたすら、より良くなろうとすること。
どこに行きつくか分からないが、進化し続けるとワクワクするし、活気に満ち溢れてくるといっています。
そうすることで、明日は今日と違う自分になることだといっています。
テクノロジーはどんどん変わっていくし、競争相手も変わっていく。
つまり、日々違ったものに変化しているのだというのです。

これはその通りだなと思いますが、「人生で何をすべきかは問うべきである」と思います。人生が思い通りになろうがなるまいが、生きてる証として自らの存在が社会に貢献してこそ価値あるものであり、目指すことに意義があるのではないでしょうか。
私は、人生最後の日に「あの時のこうしておけばよかった」と後悔はしたくはありません。

成功のゲームをするためには、懸命により良くなろうと、常に違った自分を目指さねばならない。
それはつまり、たえず「試し」続けていくことであり、他人を凌ぐ人物になるには、
①「適切な時」とか「完璧な機会」なんてものはない。これは「この場で」「ただちに」始めるということ。
②一か八かの賭けをしないなら、チャンスなど一つもない。
もし、宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、君はそれにふさわしい人物かと問いかけています。
以下の2つの成功例が記載されています。
コカ・コーラの話
店の奥で従業員が二人で、売り物の薬を取り出し、美味しそうに飲んでいた。
貴方なら何といいますか?
薬局店のジョン・ペンバートンは「炭酸を言れたら、もっと美味しいんじゃい?」
結果、コカ・コーラが誕生したのです。

リーバイスの話
お客に「ズボンはあるかね」と尋ねられたが、売れ残ったテント用の汚い帆布しかなかった。
貴方なら何といいますか?
行商人のリーバイ・ストラウスは帆布でオーバーオールを作らせた。
結果、ジーンズが誕生した。

市場空前の素晴らしい2つの商品であるが、多くの人は目の前をスーッと通り過ぎさせているだけ。
チャンスの女神には後ろ髪がないとはよく言ったものですね。

私たちは、失敗するのを怖がり過ぎて、それが宇宙からの贈り物だってことに気付こうとしてない。
あらゆることをしろ。素晴らしいアイデアはどこからやってくるか分からないのだから。
与えられた条件の中で、懸命に何をすべきか考え続けてこそ、リーバイスジーンズを思いつくことができるんだ、といっています。

イデアを生み出す方法は、以下3つをリストアップすることであるといっています。
①仕事上でやったミスを全部書き出す
②次に問題点を書き出す
③仕事に関してやっている全てのことを書き出す。

問題は一つのチャンスなんだ、といっているのです。
問題を解決しようとして、取り組んだり、克服したりすることからアイデアはうまれるといっているのです。
要は与えられた条件の中で、懸命に日々取り組むことで、道は開けるのだと考えます。
どんな仕事でも楽しむ工夫をして、チャンスを自分のものにする実力をつけましょう。